
第二部
第一話
帰ってきた便座カバー
万事「今日も学校か〜めんどいな〜」
ドカッ
万事「いてて……ごめんなさい、ぶつかっt……は!君は!」
「同じクラスの神鳴君!」
神鳴「ごめんね、俺が不注意なせいで、おや、ちょっと土が付いてしまったね。よかったらこれ使って!」
万事「これは…」
神鳴「じゃ、俺は委員会活動があるからまたね!」
万事「あ………じゃあね。(これ便座カバーじゃん…なんでポケットに便座カバー入れてんだよキモすぎ)」 キンコンカンコン
万事「あぶねー!万事休すやな〜」
千葉「遅刻だ馬鹿野郎。廊下に立ってな。」
万事「まじかー!万事休すやな〜」
神崎「フフッ相変わらずね〜」
じかーいじかい
神鳴は初対面(?)の人に便座カバーを渡すヤバイ奴だと万事に思われてしまったが、
どうなる第二話!
次回第二話「弁解の便カ(便座カバーの略称)」
第二話
伝説、再び
万事「くそー今日も立たされたぜ…」
神崎「ほんと、早起きしなさいよね。」
神鳴「ほんと、友達として情けないぜ…」
万事「誰が友達と認めた?」
神鳴「…」
〜放課後〜
神崎「ねぇねぇ、今日一緒に帰らない?」
万事「あぁ、いいよ。」
神崎「いや、神鳴君に言ったの」
万事「まじ?」
神鳴「まじ?」
〜かえり〜
神崎「ねぇねぇ、陽人君知ってる?」
神鳴「あぁ、勿論。前の中学で仲良かったしラインも交換してるよ。」
神崎「そういや、なんで転校してきたんだっけ?」
神鳴「俺の父さんの会社の都合でね。千葉から福岡まで転校してきたってわけさ。」
神崎「へぇ〜…あ、あれ陽人君じゃない?」
神鳴「え?あ、ほんとだ」
陽人「やぁ、久しぶり。と言ってもまぁ1ヶ月ぶりかな。」
神鳴「な、なんでここにいる?今日学校はどうしたんだ?まさか、お前も福岡に?」
陽人「いいや、僕は千葉の勉華中学に今でも通ってるし、授業ならさっき終わったよ。」
神鳴「なに言ってんだ?な訳ないだろ…」
陽人「ほら、あれだよ。知らないかい?便座カバージェットパックを使ったのさ。」
神鳴「へぇ〜じゃあまたね」
陽人「まてまて!君には言いたい事があるんだ。今うちの学校が危険な状況でね、説明すると長くなるから説明は省くが君の中学の校長が関わってるみたいなんだ。だから一週間、バレないように校長を監視してくれないか?」
神鳴「ちょっとほんとに訳わかんない……その便座カバージェットなんちゃらで早く故郷に帰れよ。この時期そういうの妄想しちゃうのは分かるからさ、LINEで何でも相談してくれよ。じゃ、またな。」
神崎「陽人ってあんな奴だっけな〜…てかLINEやってるなら交換しようよ!」
スタスタスタスタ………
陽人「ハハ…これが一般人の反応ってことかな。この件は万事休素太郎とやらに頼むか…」
\(^o^)/
じかーいじかい 謎のやべーやつに絡まれた神崎だが、
校長がなんだって!?そして万事の運命は!?
次回第三話「無限列車編決戦」
第三話
未曾有の極地
万時「くっそーなんだよ神崎のやつ…なんであんな便座カバーマンと帰るんだよ…」
陽人「やぁ、万時君。早速だが君にお願いがあるんだ。」
万時「なんです?」
陽人「………不思議に思わないんだね、急に知らない人に名前で呼ばれて。とりあえず要件だ。君の中学の校長のせいでうちの学校が大変な事になっているんだ。だから校長の監視を1週間してくれないか?」
万時「何言ってんだ。無理に決まってんだろ?校長室は鍵が掛かっていて決まった人しか入れないんだぞ。」
陽人「知ってる。だから作戦を立てているんだ。僕の言う通りにしてくれ。まず………」
〔校長室の右側の壁に僅かに隙間があるんだ。大体3.14159265358979323846265338cmくらい。そこにこの『便座カバートラップ』を差し込んで爆破してくれ。爆破といっても、ちょっと壁を壊すくらいで音は全くしない。便座カバーの布に吸音されるからね。そしてこの『便座カバー小型カメラ』を設置して校長のパソコンを監視してくれ。僕が3日掛けて考えた作戦だからきっと上手くいく。後は頼んだよ。万事休素太郎君………〕
万事「なんでも便座カバーって付ければ便座カバーアイテムになり得るのな…とりあえずやるか。」
爆破→カメラ→監視成功
〜翌日〜
万事「結局怪しいものなんて何もなかったよ?」
陽人「……ちょっとカメラの映像を見せてくれ。」
万事「便座カバー小型カメラね。はい。」
陽人「…………」
万事「どうかした?」
陽人「フッ………流石手強い相手だな……」
万事「どういう事?うちの校長は何もしてないって分かっただろ?」
陽人「ここをよく見てくれ。校長のパソコンが撮れる画角にこの小型カメラが移動した後、一見パソコンはただの時計を映し出しているようだが、ここ、拡大してみると若干ここだけ画面のピクセルが違うんだ。」
万事「と、申しますと……?」
陽人「あの一瞬で小型カメラが改造され、合成映像を差し込まれたって訳だ。」
万事「そんな……!あの『便座カバー小型カメラ』が!?」
陽人「………もう『小型カメラ』でいいよ…」
じかーいじかい
結局校長は何者なんだ!?
この話考えるの面倒だからしばらく校長の謎に迫る話はナシだぜ!
次回第四話「悪夢、再び。」
第四話
お前誰だよ
神鳴「便座カバーバイセコー!!!ブォォォォォォォォォォン!!!!!!!」
千葉「おぉいうるせぇぞ〜〜」
万事「ハハッ馬鹿だあいつ」
〜朝の会前〜
八神「そういえば、朝のあいつ、見たか?」
鳳柊「え?あいつって便座カバーバイセコーマンのこと?」
八神「そうとも言うな………あいつ、俺には解るぞ。神に秘められし秘宝を探しているのだろう?便座カバー………なかなか唆るぜ……闇の炎の右手が疼く………!」
鳳柊「はいはい……」
ガラガラガラ
加藤「は〜い朝の会はじめま〜す起立〜」
〜帰りの会〜
加藤「礼〜着席〜じゃあ今日は、特にありません!帰りま〜す」
八神「フフッ加藤の野郎、試練の神を忘れているな……」
鳳柊「なに?試練の紙って」
八神「彼は誰時に言い伝えられし神のことさ………」
鳳柊「あぁ〜言い伝えられし紙ってか宿題のことね?確かに忘れてるね加藤先生。こりゃラッキーだな。」
八神「余計な戯言を言うアホなクズがいないことを神に祈るが………」
阿呆「あれ、先生宿題忘れてますよ。」
八神「ッッッッ!!!!」
加藤「あぁ〜そうだった忘れてた、危ない危ない、じゃあ職員室に取ってくるから待っててね〜」
八神「………」
鳳柊「あちゃ〜………思い出しちゃったね…」
八神「………ガウ………」
鳳柊「え?なんて?」
八神「ちがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁう!!!!!!!」
鳳柊「わっ!大声急に出すなよ…」
八神「貴様ァァァァァァァ屑郎!!!何故貴様はいつもいつも余計な戯言を発する!闇の焔に抱かれて死に至らされたいのか!!!」
阿呆「えぇ?でも宿題ないと俺勉強できないし高校行けねぇし」
八神「………そうだったな。お前頭悪いんだったな………すまない、お前が正しいな…間違っているのは俺だったようだ。暗黒の炎に抱かれて死ぬべきは俺だったな………」
鳳柊「なんだこいつ」
じかーいじかい
ろくな人間がいねぇなこの勉挫中学!!てかこの話必要だったか??
次回第五話「運命の羽車
第五話
大魔神X
万事「最近思うことがあるんや」
神鳴「どうした?」
万事「便座カバー飽きたよ」
神鳴「絶交しましょう。」
万事「おけ。」
万事「てな感じで神鳴と絶交できましたまじ嬉しい」
阿呆「へぇぇぇ〜〜〜ん、お前酷い性格してんなぁ」
万事「お前人のこと言えんのか?」
〜海藻回想〜
万事(12歳)「氏ね阿呆!クソ死ね!」
阿呆(12歳)「お前こそ氏ね!詩ね!市ねぇぇぇ!」
魔神(X歳)「おいおい喧嘩すんなって落ち着けって」
阿呆「お前がぁぁぁ!五臓六腑中に受験するって言うからぁ!俺もそこに受験してやったのになんで落ちてんだよ!!ふざけんなよ!!」
万事「なんでぇ!お前こそ一緒に落ちてくれなかったんだよ!!一緒の中学行くって約束したろぉぉぉぉぉぉ………」
魔神「まぁまぁ仕方ないだろ。別々になっても新しい友達が見つかるはずだし、高校では一緒になるかもしれないだろ?それにお互いを攻めるな。喧嘩したまま離れ離れになりたくないだろ?」
万事阿呆「………」
こうして僕らは中学で別々になった。筈だったが……
王塚「えぇ〜転っ校っ生を紹介するぞ〜今日から勉挫中学で一緒に勉強する、阿呆屑郎君だ。」
阿呆「よろしくおなしゃす。好きな食べ物はダイレックスのバナナです。」
万事「あ…………あほ、………なん………で………………」
阿呆「お前みたいなクズに、俺以外の友達ができると思わないからな、来てやったよ。」
〜改葬回想おわり〜
万事「思い出せば俺が性格悪いな。」
阿呆「そうだな。どう考えてもお前が悪い」
万事「ちょっと謝りに行くわ……」
神鳴「いや俺が悪かったよ。便座カバーアンチ勢の意見も尊重したほうが良い事に気づかなかった。すまなかったな。」
万事「こちらこそ。」
阿呆「結局仲良しじゃねぇか〜」
阿呆『(魔神………あいつ、元気にしてっかなぁ………)』
八神「んで、そのクズ共は無事仲直りできたと。」
鳳柊「この学校口悪い奴しかいねぇな〜」
阿呆「あぁそうだ。魔神がいなくとも仲直りさせることができたよ。」
八神「そういやお前、テスト学年1位なのに苗字阿呆って変だよな。」
阿呆「名前いじり良くないよ。」
八神「すまん」
じかーいじかい
やっぱこの話もいらねぇな。
てか魔神って誰やねん!!急に現れた新キャラだけどなんなんこいつ。てか五臓六腑中って!!絶対部活強いやん!
次回第六話「破滅へのボーダーライン」
第六話
何時か見た華色
魔神「うっふっ!うっすっ!」
万事「あいつ、一人で何いってんだ?」
陽人「なんだろうねあの子。」
阿呆「あ、あれ!魔神だ!あいつ福岡に引っ越してきたのか!?」
万事「いや、魔神はあんな奇行しないだろ…」
阿呆「それもそうだな。」
〜魔神、出番なし……〜
万事「てかお前なんでまた来たんだよ。」
陽人「メタい話をするんだけど作者は第一部のキャラをもっと活躍させたいらしい。」
万事阿呆「なに言ってんの?」
八神「フッ………作者め、欲の深い奴だ。」
陽人「ほんと、こんなの作ってないで受験勉強しろよって思う。」
万事「………ついて行けね〜……」
阿呆「一応僕ってまともな人間だよね?」
万事「数オリ3位な時点でまともではない。」
阿呆「それもそうだね。」
神鳴「俺のこと忘れてないか?」
〜その頃、五臓六腑中学校前ドラゴンロール地下12345678910階層では……〜
五臓「はは、繁盛してるねぇ〜」
六腑「おや、あれは阿呆君と万事君じゃないか。」
五臓「知ってるのか?」
六腑「あぁ。うちの学校に受験しにきた子だ。」
五臓「へぇ〜そんなのよく覚えられるよな。」
六腑「勿論。可愛い可愛い生徒候補を忘れるわけがないさ。」
五臓「そんな可愛い生徒を兵器として利用するのが俺らだろ?」
六腑「フフフ………」
じかーいじかい
生徒を兵器?五臓六腑!?なんなんだよ!教えはどうなってんだ教えは!!??
そんなやばい中学早くぶっ潰した方がいいぞ!次回その秘密に迫る!
次回第七話「きっと君なら」
第七話
鴉の眼
五臓六腑中学校、県内有数の私立中学校、前から怪しいと思っていた。中学の募集人数は200人なのに、生徒数は何故か100人になっている。生徒の名簿は不自然に間が空いていて、そこにいたはずの生徒はどこに行ったのか………(陽人)
陽人「僕の考えだと、その生徒は『神に近い何か』によって記憶を消され、親族も抹殺されているんじゃないかと予想している。」
神鳴「お前厨二病治ってなかったんだな。」
八神「誰が厨二病だと!」
万事「まぁ、とりあえず信じてみよう。もしそれが嘘ならボコボコのケッチョンケッチョンにするけどいいな?」
陽人「あぁ、いいよ。それくらいの覚悟は出来てる。とにかく時間がないんだ。」
万事「俺は何をすればいいんだ」
陽人「五臓六腑中の前に『ドラゴンロール』という会社があるのは知ってるかい?」
万事「あぁ。」
陽人「あそこ、空き店舗なんだけど夜中何者かがそこを出入りしている情報がある。だからとりあえず監視カメラを付けに行きたい。夜中の9時に来れるかい?」
万事「OK。なんとか親の目を避けていくよ。」
〜夜中9時〜
陽人「こんばんは。万事君。」
万事「おう。早速カメラ付けちゃう?」
陽人「そうだね。ちょうどここに良いスポットがあるから付けよう。」
五臓「なんて話してるガキがいるが、どうする?」
六腑「まぁ、とりあえず泳がせておこうかな。万事君はうちの生徒候補だからね。」
五臓「あーね。にしても、このガキ共、まさか友達に裏切り者がいるとは、思ってもないだろうね。」
六腑「フフフ………呆然とする顔が楽しみだよ。」
じかーいじかい
便座カバーどこいったんだよ。まあ内通者ってやつ?が俺宿のメンバーの中にいるんだよね。気まずいね。
次回第八話「冥々命々」
第八話
ジムの会員
第八話「ジムの会員」
万事「陽人は殺した。五臓六腑中だなんだって言ってたけど全部あいつの勘違いだった。」
〜回想〜
陽人「ガシャーン!お前らか!生徒を兵器としていたのは!」
五臓「何!!?何故バレた………」
六腑「いや、ただの厨二病ごっこだろ。」
万事「え………?」
六腑「いや、生徒を兵器にしてるっつーのはただの俺達の遊びで、ホントに兵器にしてるわけがないだろ。なぁ?五臓」
五臓「あ、あぁ……」
六腑「それに、俺たちは五臓六腑中の創業者だからな。」
陽人「いや創業者なら尚更そんなごっこ遊び、縁起でもないでしょう。」
六腑「それもそうだな!ハハハ、勘違いさせて悪かったな。万事君。」
万事「あ、どうも。陽人ちょっと来い。」
便座カバーウルトラマスタースパーーーーク!!!
陽人「うギャァァァァァァァァァァァ」
万事「ボコォン!ボコォン!ボゴォン!ケチョンケチョンケチョケチョおらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
〜回想終り〜
神鳴「お、俺の故人が………」
神崎「乙。」
万事「そういや、これから便座カバーデートだってな。お前ら。」
神鳴「おう。まじ楽しみだぜ。(悪かったなぁwww万事くぅーんwwwwww幼なじみNTRしちゃってwwwwwwごめぇーんねwwwwww)」
八神「(神鳴のやつ、こんな事言うやつだったんだな………俺、人の心読めるから分かんだけど、神崎のやつこんなウンコの事惚れちゃって可愛そうだな。)」
神崎 「何言ってんの?万事も一緒に行こうよ。」
万事「まじ?」
神鳴「まじ?」
じかーいじかい
遂に始まった便座カバーデート第二弾!
第二部ではどんな便座カバーデートになるのだろうか!
次回第九話「スカトロ祀り」
第九話
ウソコ祭り
万事「………」
神鳴「………」
気 ま ず い
神崎「おまたせー」
万事「お、おそっ遅すぎ」
神鳴「あゝァァァァァァァァァァァァァァァ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑」
神崎「じゃあユニバ行こうか」
万事「便座カバーデートじゃねぇの?」
神鳴「何言ってんの?ユニバで便座カバーデートするんだよ」
万事「そんな事したら迷惑だしTwitterでbot晒されて人生終了するけど良いの??」
神崎「大袈裟だな〜そんなことにはならないって。んじゃ行くか!」
神鳴「」
〜UNIVERSE SCATOLOGY JASRAC〜
万事「まぁたしかにね、頭文字取ったらUSJになるけど何ここ。」
神崎「ユニバ(ーススカトロジージャスラック)だよ?知らないの?」
万事「知らねぇよ。俺は大阪のユニバに行けると思ってワクワクしてたんだ。ス◯イダーマン、ミ◯オン、ジェラパ、ハリポタ、ワクワクするアトラクションやグッズが満載なUNIVERSAL!!STUDIO!!JAPAN!!っっに!!!!だけどここハァ!!!!UNIVERSE!!!SCATOLOGY!!!JASRAC!!!!もう意味わかんねぇよ。まずJASRACは違う会社だし。なんなのここ。」
神崎「便座カバーがたくさん売ってるテーマパークだよ。」
万事「便座カバーが売ってるところはテーマパークって言わないんだよ!!!」
神鳴「ベンザカバーワッショイワッヒョイ」
万事「てかあいつさっきから様子が変だぞ。どうしたのあいつ。」
神崎「色んな便座カバーが売っててテンション上がってるんだよきっと。あ!これチェーンソーが付いてる便座カバーだよ!あ、これは英単語帳になってる便座カバーだ。」
万事「ハハハ。もうこの意味わかんない状況を笑うしかねぇ。」
〜前日〜
阿呆「というわけで、あいつらはUSJに行くらしい。」
八神「USJ………Uranus Save Jailの略か。天王星を救う監獄………実に興味深いな。」
阿呆「黙れ。とりあえず明日尾行に行こうと思う。」
鳳柊「尾行なんてしてバレたらどーするの?」
阿呆「八神がなんとかするだろ。」
八神「なんだと?」
〜そして当日〜
阿呆「UNIVERSE STUDIO JAPAN来たけどあいつらいねぇな。」
八神「体調不良で休んだんじゃね?」
鳳柊「えっえぇ………」
阿呆「どうしたの?」
鳳柊「八神の事だからまた厨二病発症して訳わかんないこと言うのかなーと思ってたらなんか、普通だぞ」
阿呆「テンション上がると厨二病治るんだよ。」
鳳柊「ここに来て新設定きた!?」
八神「とりあえず遊んでくか。まずはーフライングダイナソー行こうぜ。早めに並んでいた方が良いよ。朝市でも人多いし。」
陽人「今のこいつ俺宿のキャラで一番マトモだぞ。」
じかーいじかい
万事はUSJ(Universe Scatology Jasrac)に行き、地獄のような休日を過ごすこととなった裏腹に、八神達はUSJ(Universal Studio Japan)で普通に楽しく遊んでいるカオスな世界観になっているが、
次回、万事はさらなる便座カバーの脅威にさらされる!一体どうなるのか!
てか陽人なんでいるんだよキモッ
次回第十話「とりあえず死ね」
第十話
いい加減に城田優
神崎「おいしい〜便座カバー丼おいしい〜」
神鳴「マッマズゥッオ、オイシイ………」
万事「(はぁ……ガチで帰りたい。)」
死屍「お客様、そろそろラストオーダーになりますが、よろしいでしょうか。」
神崎「あ、じゃあそろそろお暇しますか」
神鳴「モモォォォン!!モットベンザカバァァァァタベタァァァァァァ」
万事「(しゃぁぁぁぁぁ!!!!やっと帰れる……)」
神崎「じゃあお会計万事頼むね」
万事「殺されてぇんか」
死屍「待て待て。そう簡単に帰らせると思うなよ?」
神崎「はぁ?」
万事「もう帰ろうガチ帰ろう」
死屍「貴様らにはゲームをしてもらう。そのゲームの名は………
デ ス ゲ ー ムだ。」
万事「デ……デスゲーム?」
神鳴「キャァァ!」
神崎「か、神鳴……!」
万事「いつの間に!」
死屍「フフフ……この神鳴とやらは人質になってもらった。ゲームに参加しなければこいつを殺s」
万事「あ、そいつならどうでもいいんで帰ります。」
死屍「oh………」
神崎「やだ!私はゲームに参加するよ!万事は………いいよ。助けてくれないなら、一人で帰ったらいいんじゃない……?」
万事「………」
死屍「さぁ、友を見捨てるか?それとも自分だけ帰るか?どうする万事殿………何ッ!?」
神崎「消えた………そうとう帰りたかったんだなあいつ」
神鳴「ブギャボエエテェェェェ」
死屍「じゃ……じゃあ、デスゲーム始めます………」
〜翌日〜
阿呆「いや〜楽しかったなusj」
鳳柊「そうだね〜」
八神「めっちゃ叫んどったなwお前」
阿呆「誰こいつ」
鳳柊「知らね。」
八神「え……?どしたのみんな」
ガラガラガラガラ
阿呆「お、この足音は、万事じゃないか。どうしたんだ?」
万事「………聞いてくれ…………昨日あったことなんだが………」
阿呆「ど、どうした……?昨日何かあったのか?顔色悪いぞ。」
万事「実は……………」
万事「変なゴミみたいなところに連れて行かれてゴミみたいな休日を過ごしたんだ。」
阿呆「それは可哀想に。」
鳳柊「乙。」
八神「てか今日神崎と神鳴来てないみたいだな。どうしたんだろ」
万事「知らね〜」
じかーいじかい
神鳴と神崎はどうなったんだ!?てか万事よ、神鳴はいいとして幼馴染みの神崎を放おっておくわけには行かないだろ!!次回最終章(予定)始まる!
次回第十一話「角砂糖とブドウ糖」
第十一話札幌と那覇
万事「おはようみんな」
阿呆「お前………ニュース見てないのか……?」
万事「え?見てない」
阿呆「ちょ……ちょっとこれ見ろよ…」
《勉挫中学校の神鳴怖杉(15)神崎澪(15)が何者かによって誘拐され行方不明》
阿呆「おい……これって…!」
万事「あぁ……間違いねぇ、昨日来てなかった神鳴と神崎だ…」
阿呆「ゆ……行方不明だって……!誘拐だって……!」
万事「俺が………助けに行く!!」
〜くそい方のUSJ〜
死屍「いらっしゃいませ。おや、君は……」
万事「あぁ。一昨日来た万事だ。」
死屍「では、説明は省かせていただきま」
万事「料理食いに来たわけじゃねぇ!神崎は!神崎はどこにいる!」
阿呆「(一人忘れてね?)」
死屍「あちらのお客様でしたら、もう『退場』されましたよ。」
万事「退場って………どういうことだ。」
死屍「退場は退場ですよ。亡骸ならあちらにあります。」
万事「な……亡骸……!?」
ドタドタドタドタ(万事と阿呆がバックヤードに駆けつける擬音)
万事「か……神ざ………き……?)
阿呆「な……なんだこれ」
神崎「うひょひょひょひょーーい!ントゥエントゥエントゥエェェェ~!」
八神「おめでとうございます。ステージ5648790、クリアです。」
神崎「よっしゃぁ!」
万事「神崎!!と、八神……?」
八神「………チッ。」
阿呆「どういうことだ。お前ここで何してんだ?」
八神「……折角計画が大成功したんだ。君たちにも自慢してあげるよ。阿呆くん。僕たちはその日、ここではないUSJに行ったな。」
阿呆「あぁ、あの楽しい方のUSJな。」
八神「そこでの八神くんは厨二病言葉ではなく標準語を使っていて、僕は八神くんが「テンションが上ってる時厨二病が治る」という性質を見抜いたんだ。それを利用し僕は八神くんに変装して今に至るって訳だ。」
阿呆「そんなくだらねぇ作戦はどうでもいい。八神は、本物の八神はどこにいる!」
八神「殺した。だからもういない」
阿呆「てめぇぇぇぇ!!!!」
じかーいじかい
なんだかすごいことになってきた俺宿の第二部は次回で最終回だ!神崎や阿呆、そして八神の運命はどうなる!
次回第十二話(終)「一座入魂」
第十二話(終)
一歩入便!
便座カバーアルティメットマシンガン!!!
阿呆「ヴォぉぉぉぉぉ!!」
ズドドドドドドドド
八神「いいのかい?こんな遅い弾、避けられるから良いけどもし当たれば君は間接的に八神くんを殺した事になるよ?」
阿呆「そんなの関係ねぇ!俺の八神を傷つけやがった奴は俺が許さねぇ!ぜってぇ殺す!!!」
ドダダダダダダダダダダダダ
万事「なんなんだこれは………もう眼と脳が追いつかねぇ……」
神崎「もうなんでもありって感じね…」
万事「おっ正気に戻ったんだな。」
神崎「うん。色々迷惑かけたね……」
万事「それはいいんだけど、あの……えっとー………あ、神鳴!神鳴はどうなったの?」
神鳴「神鳴はね、泣いてるよ。俺なんでこんなに不憫なの」
万事「乙〜」
神崎「どんまい。」
八神「ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
阿呆万事神鳴神崎「うァァァァァ!」
八神「僕の超音波でみんなの鼓膜を破ったよ。これでしばらくの間激痛で動けないな。」
阿呆「くっ………こんな事で……」
八神「じゃ、そろそろ殺すね…」
????「させねぇよ。」
八神「!?誰だ!」
千葉「うーん、テメェの汚れた脳みそでも分かるように言えば、俺は教師だ。こいつらのな。」
阿呆「先生……!」
千葉「状況は理解した。後は任せろ。」
阿呆「その武器は………!hatscs!」
HATSCS(ハットスク)とは、hopes and toilet seat cover swordの略。便座カバーの王である腹剛が遺した秘伝の武器。
ガコォォォォォキュインキュインキュインゴゴゴゴゴゴゴ
八神「ヴアァァァァァァァァァ!!!!!」
千葉「オラァァァァァァァァァ!!!!!!!」
八神「これで終わると思うなよォォォォォォォァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ……………」
キュィィィィィィィィィィィ
阿呆「くっ………なんて光だ!」
死屍「クソ………後は俺がやる!」
万事「まだいたんだ……」
千葉「ハァァァァァァァァァ!!!!!」
死屍「ゔぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
こうして、生徒達は救われた。
万事「ありがとう………千葉先生……」
千葉「どういたしまして。お前らこそ無事で良かったよ。」
神鳴「鼓膜も治してくれてありがとな。」
千葉「敬語使いなさい」
神鳴「えぇ……」
神崎「でも、八神が………」
阿呆「八神…………」
八神「そうだな、俺は闇の光に包まれ死にかけたがなんとか生きてるぞ。」
阿呆「八神!!」
万事「ハッピーエンドだな。」
神崎「そうね。じゃあお約束の、『アレ』やっちゃう?」
万事「そうだな。」
神鳴「そうだね。」
陽人「せーの。」
万事「お前まだいたんだ。」
万事以外「 便 座 」
万事「あぁ!言えなかった!」
完
よくある質問
Q.なぜ八神君は中二病になったのですか?
A.知らないです。